キレイなロングヘアを保つコツや方法、注意点とは？

艶やかな髪、美しく整った髪に必要なものといえば、何をイメージしますか？

大切なのは「キューティクル」です！

髪の毛は外側からキューティクル、コルテックス、メデュラと3つの層で構成されています。

キューティクルとは1番外側にあたる組織で、髪の毛の内側の組織を守る役割を担っています。

お肌に乾燥が大敵であるように、髪の毛にも水分がとっても大事。

キューティクルが損なわれると、内側のコルテックス内に含まれる水分が蒸発してしまい、パサついた髪の毛になってしまうのです。

しっとりうるおう髪の毛は健康的でありながら、ツヤのあるキレイな髪の毛を演出します！

キレイな髪の毛にはキューティクルが大切だと分かりました。

では、どのようにキューティクルを守ればよいのでしょうか？

キューティクルはキレイな髪を保つために非常に重要な存在である一方、ものすごくデリケートであるため、キューティクルを健康に保つには多くのことに気を付けながら生活する必要があります。

キレイなロングヘアを保つうえで、キューティクルを守ることは避けて通れません。

つまり、『キューティクルを守ること＝キレイな髪を保つこと』ということです！

以上のことをふまえて、キレイなロングヘアを保つために気を付けるポイントを5つにまとめました。

キューティクルの厚みは約0.5～1.0μm（1μmは1mmの1000分の1）と非常に薄く、ウロコ状に4～10枚が重なっています。

このキューティクルは濡れるとやわらかく開く性質を持っているため、シャンプーなどで髪の毛が濡れているときは要注意！

キューティクルが開いている状態は摩擦やダメージに弱いため、間違ったやり方でシャンプーをしてしまうとケアのはずが逆に髪にダメージを与えることに・・・。

シャンプーをするときは

・その日の汚れはその日のうちに！

・シャンプー液をつける前にしっかりと予洗いをする

・高温のシャワーを使用しない（38℃が理想的！）

・たっぷりの泡で洗う

・ゴシゴシと洗うのではなく地肌をマッサージするように洗う

・タオルドライをするときはこすらずタオルで挟むように水分をふき取る

（地肌の水分はしっかりふき取りましょう！）

に注意して洗いましょう♪

シャンプーをしたら、まずはしっかりタオルドライ。

髪の毛の水分をしっかり吸収してからドライヤーをかけましょう！

びしょびしょに濡れた状態の髪の毛をドライヤーで乾かすと時間がかかるだけでなく、必要以上に髪に熱があたるため、熱に弱いキューティクルにダメージを与えてしまいます。

十分水分をふき取ったら、きちんとドライヤーで乾かしましょう。

ロングヘアだとドライヤーに時間がかかり、暑い夏なんかはとっても面倒に感じがち・・・

ですが、キレイなロングヘアを保つためにはドライヤーが必須です！

先ほど紹介した通り、キューティクルは濡れた状態だと開きっぱなし。

デリケートな状態で放置すると、摩擦や乾燥でキューティクルは痛み、髪の毛はパサついた感じに・・・！

きちんとブローし、キューティクルをキレイな状態に戻してあげてくださいね。

＊ドライヤーのかけすぎも髪にとってはダメージの原因に。

しっとりしているくらいがベストですよ♪

キューティクルは摩擦に弱いとご紹介しました。

最も摩擦によるダメージが大きいのが就寝時です！

毎日のブラッシングなどでも摩擦はありますが、寝ているときというと6～8時間と長時間髪を布団や枕に密着させていることになります。

とくにロングヘアの場合は頭部だけでなく、肩から下の髪の毛なんかも衣服や布団に擦れてしまい、多くの摩擦ダメージが懸念されます。

就寝時の摩擦を防ぐには、

・洗い流さないトリートメントを使用する

（髪の毛がコーティングされ、摩擦を軽減）

・ナイトキャップをかぶる

・髪の毛をゆったり結ぶ

（ギュッと結ぶとダメージの原因に！やさしく結びます。

頭の上でお団子ヘアにするのもおすすめ♪

ゆるく三つ編みにして眠れば、翌朝は自然なウェーブスタイルにも！）

を試してみるといいですよ！

ヘアアイロンやコテが髪にダメージを与えてしまう原因は2つ。

1つ目は、高温による髪のタンパク変性。

髪の毛はほとんどがタンパク質で構成されています。

タンパク質は熱により固まる性質をもっているため、アイロンなどで熱を加えると髪の毛も硬く固まってしまいます。

タンパク変性が起きた髪の毛はキューティクルが剝がれやすくなってしまうため、注意が必要です。

2つ目は摩擦によるダメージ。

ヘアアイロンやコテは髪の毛を挟んで使用します。

すると、当然摩擦が起きることに・・・

痛みが気になるからといって、アイロンやコテを使用しないわけにもいきませんよね。

そこで、キューティクルを傷めないアイロン・コテの使い方をご紹介します！

・適切な温度で使用する

（高温すぎず、低温すぎない温度です！低温であればいいというわけではないので注意です。低温で何度も使用すると摩擦によるダメージが増えてしまいますよ！）

・しっかり乾いた髪に使用する

（濡れた髪の毛はキューティクルが開いているため、熱や摩擦のダメージを受けやすい状態に・・・！）

・ヘアアイロン用のスタイリング剤を使う

（髪を熱から守る成分が含まれていることが多いです！）

以上のことに気を付けて、髪へのダメージを減らしつつ上手にスタイリングしてくださいね♪

髪の毛もお肌と同じ。

紫外線や乾燥は、キレイなロングヘアの大敵です！

紫外線の強い夏はしっかり紫外線防止、乾燥の気になる冬はしっとり保湿。

そのときベストなヘアケアそすることが重要ですよ。

紫外線対策として有効なのが

・日焼け止めスプレーで紫外線カット！

・帽子をかぶって紫外線をシャットアウト

・保湿効果のあるアウトバストリートメントを使用

（髪の毛にうるおいがないと紫外線によるダメージ倍増！）

乾燥対策として有効なものが

・ドライヤーのかけ方に気を付ける

（毛先に熱をあてるのではなく、根元をしっかり乾かします）

・ヘッドスパで血行促進

（血流がよくなり保護機能を高めます！）

・保湿効果のあるアウトバストリートメントを使用

参考にして、紫外線と乾燥に負けない髪にケアしてくださいね。

せっかく伸ばしたロングヘアを切るなんてもったいない！と思っている人も多いはず。

ちょっと待ってください！

キレイなロングヘアを保つには、定期的なメンテナンスが必要です。

髪の毛は1ヶ月に平均1〜2cm伸びると言われています。

そうするとロングヘアの場合、毛先の髪の毛は何年も前の髪の毛ということに。

どんなに丁寧にケアをしても、長く月日が経つとどうしてもキューティクルが剥がれ、パサついた印象になりがちです。

また、長さが不揃いになるためまとまらない印象に。

そこで毛先をカット！

傷んだ髪の毛や不揃いな毛をカットして整えてあげることで、まとまりのあるキレイなロングヘアを演出しますよ♪

カットするタイミングは担当の美容師さんと相談してくださいね！

ロングヘアにするために伸ばしている人も、定期的な毛先カットがキレイなロングヘアの近道ですよ。

キレイなロングヘアを保つには、キューティクルがポイントだと紹介してきました！

「美は1日にしてならず」という言葉がありますが、美髪も日々のケアが大切です。

髪は女の命と言われるほど大切なもの。

ご紹介したケア方法を参考にして、キレイなロングヘアをキープし、美人度アップを目指しましょう！

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